滋賀県6次産業化プランナー井上修司です。滋賀の魅力ある農業の促進に微力ながら活動させて頂いております。いろいろな活動を報告させて頂きます。左の写真。ビニールハウス内いっぱいに広げられたさつまいも達。こちらの農家様はさつま芋つる農家様。「芋つるをを販売するにあたり多くのさつまいもがあるのだが、さつま芋の利用方法がないか」というものでした。世間では「干し芋」が多くありますが、同様の商品を製造しても価格競争に巻き込まれるだけなので、当方では、「さつまいもの甘納豆」をご提案し、商品化させて頂きました。発売から6年が経過。今では毎年心待ちにしていただける商品まで成長しました。
サイズ指定して加工にしますと、まんまるの商品になるのですが、無選別、時には肥大化したさつま芋を使用しますのでで、形はまちまち。頃合いのサイズにカット→蒸し上げ→蜜漬け→乾燥→グラニュー糖まぶし→計量・袋詰めの手順で製造を行います。
お茶請けには好敵の商品に仕上がりました。
実は、このさつまいも達。おいしさが別次元なんです。
その秘密は・・・・・
10月に芋ほりをした後、ビニールハウス内で乾燥。寒い冬をもみ殻にくるまれて保管されます。
それから2カ月。この「熟成期間」を経て
まったく別次元の美味しいさつま芋に変化を遂げるのでした。
もちろん、この「熟成さつま芋」は、焼き芋にしても、最高です。
こんなこだわりを経て、「滋賀の農家のさつま芋」は完成しました。
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